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消防署が本部のように署活系を使う東京消防庁

東京消防庁の署隊本部運用の交信は、ちょうど消防署が消防本部になったように署活系を使って、消防車に指令を出していきます。使用する周波数が署活系であることを除けば、市町村波で行う運用と違いはありません。消防署が行う署隊本部運用を詳しく見ていきましょう。



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消防署が本部のように署活系を使う東京消防庁

消防署の屋上に基地局アンテナ

つまり、デジタル化で警防本部での運用が聞けなくなっても、アナログ波で運用させる消防署の署隊本部運用は聞けるわけです。東京消防庁は出場回数も多いので、署隊本部運用とはいえ、地方の消防本部以上の出場回数を記録します。

消防署の署隊本部運用は、出場していった消防車と常に交信できる状態を保つことが重要。そのため署活系の1Wの電波が、消防署の管轄範囲内にまんべんなく飛ぶように、アンテナを消防署の屋上に設置しています。

すなわち、署活系なので出力は1Wですが、基地局のアンテナは消防署の屋上に立っているため、広範囲に飛んでいくのです。同時に移動局側の消防車や救急車の屋根にもアンテナを取り付け、飛距離を稼いでいます。

消防署が行う署隊本部運用の無線

それゆえ、東京消防庁の署活系は1W送信とは思えないほど受信しやすく、消防無線として聞き応えもあります。窓の外に外部アンテナを立てるだけで、地元の消防署だけではなく、近隣の消防署が行う署隊本部運用の様子も受信できます。

それでは、消防隊員たちが活動の現場で使う、本来の署活系は何を使っているのかというと、共通B波の466.4500MHzです。なお、共通A波の466.5000MHz は、署活系の関東共通波となっています。

消防無線がデジタル化を完了する2016年6月1日以降も、アナログ波として聞き続けられる署活系。とくに東京消防庁の消防署が行う署隊本部運用は、聞きごたえ十分なのです。この情報は『ラジオライフ』2016年3月号に掲載されていました。(文/さとうひとし)

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