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パナマ文書にはICIJサイトからアクセスできる

2013年に「オフショアリークス」を公開する際、ICIJは生データをそのまま出すだけではなく、誰でもWebサイトからインタラクティヴに見られるようにしました。今回のパナマ文書は、そのシステムにデータを追加したという形。しめて32万件にも及ぶ一大データベースです。



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パナマ文書にはICIJサイトからアクセスできる

パナマ文書はデータベースに格納

モサック・フォンセカ法律事務所から流出したパナマ文書は、さまざまな書類のスキャンPDF、電子メール、画像など、雑多なフォーマットが1,000万ファイル以上。人間が読み込んでいたら大変な時間がかかってしまいます。

ICIJの取材班は、とりあえずPDFをOCRにかけて文字情報化して、さらにそこから会社名、株主名、登録住所、仲介業者名などを抽出。それらの相互関係をデータ化し、グラフ・データベース「Neo4j」に格納しました。

さらに一般の人でも分かりやすくするため、「ノード」と「リンク」によるグラフ可視化サービス「Linkurious」を利用。パナマ文書は「オフショアリークス」からインタラクティブに見ることができます。

パナマ文書の検索でグラフが表示

基本的にこのシステムは、人名や法人名、あるいは住所で検索すると、所有している法人名(多くの場合オフショア金融センターにあるペーパーカンパニー)と、登録されている住所、あるいは仲介業者の名前が表示されます。

具体例として、パナマ文書で最初に話題になったアイスランド首相であるシグムンドゥル・グンラウグソンを調べてみましょう。「Gunnlaugsson」のキーワードで検索して、検索結果をクリックするとグラフが表示されるはずです。

これは、アイスランド・レイキャビクに住所があるグンラウグソンが、オフショア金融センターの1つである英領ヴァージン諸島のウィントリス(WINTRIS Inc.)という法人の株主になっていたことを意味しています。この情報は『ラジオライフ』2016年7月号に掲載されていました。(文/八田真行)

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