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盗難車が売買される「ニコイチ・目玉抜き」とは

2016年、全国で発生した自動車盗難は11,655件。うち4割がプリウス、ハイエース、ランドクルーザーなど海外で人気のある車種です。そうした盗難車はどのように消えていくのでしょうか。そんな盗難車を売買するために使われているのが「ニコイチ」「目玉抜き」と呼ばれる方法です。


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盗難車が売買される「ニコイチ・目玉抜き」とは

盗難車と事故車を組み合わせる

こういう業界で利益の高い売買をするためには、盗難車と事故車をセットで組み合わせる「ニコイチ」「目玉抜き」と呼ばれる方法を使うことが多いのが現状。ニコイチは事故車起こし、目玉抜きは車体番号打ち換えとも呼ばれます。

ニコイチは複数のクルマから1台の新車を作ること。事故車を起こす(修理する)上でも盗難車を部品取りとして購入し、事故車に組み付けて修理します。

目玉抜きは、盗難車のコーションプレートを交換すること。盗難車のコーションプレートを、同一車種の事故車のものに溶接で貼り替えるのが基本です。年式の事故車だった場合、書類だけでも高額で取り引きされ、その書類を元に盗難車の車体番号(コーションプレート)などを偽造するといいます。

盗難車が部品取り用として取引

技術がより進歩したことで、こうした盗難車の売買手法が以前よりやりやすくなっています。設備や工具類の質が向上&低価格化し、また入手しやすくなりました。加えて、印刷技術が進み書類関係の偽造が容易になったことなどが要因です。

ハイエースやトラックなどは部品取り用としてでも高価で取引されており、あえて盗難車に改造を施して時間と手間をかけずとも、貿易業者などが高く買ってくれます。もちろん書類などなくても買い取る業者がいるでしょう。

そうして買い取られた盗難車は数か月のうちに海を渡り、アジアのどこかの国で元気に走ることになります。海外へ出してしまえば捜査当局の手の届きにくい範囲。ニコイチ車や目玉抜き車は、海外バイヤーへ流すのが安全なのです。

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