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コードレス電話機は親機側の周波数をサーチする

コードレス電話機は、本体と受話器の間を電波で結んでいるコードがない電話機です。親機と子機の間は無線でつながっていますから、じつは誰でも聞くことができます。たわいもない世間話からプライバシー丸出しの情報まで、コードレス電話機の通話は丸聞こえなのです。



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コードレス電話機は親機側の周波数をサーチ

コードレス電話機の電波の周波数

コードレス電話機の電波の周波数は380MHz帯と254MHz帯で、2波を使った複信式になっています。割り当てられた周波数は次の通り。これを12.5kHzステップで刻んでいきますので、全89チャンネルとなり、MCA方式で運用されています。

【コードレス電話機の周波数】
親機:380.2125~381.3125MHz
子機:253.8625~254.9625MHz
(12.5kHzステップ)

MCA方式は使うたびに周波数が無作為に選択されますので、受話器を上げると電話機が近所で使われていない周波数を、瞬時に探し出して使用周波数を決定します。なので次回も同じ周波数に、同じ人が出てくる可能性は89分の1になります。

コードレス電話機を受信するためには、電話機本体となる親機側の周波数をサーチします。親機側を受信することで、受話器となる子機側の声も一緒に聞こえてくるからです。なお、子機側の周波数で受信した場合は子機を使っている側の声しか聞こえてきませんので、会話として聞き取るには不便です。

コードレス電話機から個人情報

さらに子機側の電波は親機に比べて弱いため、使用者が“ご近所さん”でないと受信は困難。つまり「子機側が受信できる=使用者はすぐそばにいる」となります。実はこれ、コードレス電話機の使用者を特定する際に使われるテクニックです。

コードレス電話機から聞こえてくる内容は、たわいもない世間話からプライバシー丸出しの情報まで。電話をしている2人はまさか会話を聞かれているとは思ってもいませんから、その内容は誌面では到底書けないような赤裸々な個人情報が聞こえてきてしまいます。

コードレス電話機が企業や店舗などで使われていると、それこそ顧客情報や企業の秘密が漏洩してしまいます。あまりにも簡単に秘密が聞こえてきてしまうので、悪用は絶対に厳禁です。

繁華街のコードレス電話機

コードレス電話機の親機の出力はわずか10mWに抑えられています。なので住宅街では数100m程度しか飛んでいきません。しかし、コードレス電話機を使っている側がマンションの高層階にいた場合、電波が数km飛ぶこともあります。

ご近所さんのコードレス電話機の使用者の数も急激に増えたりするものではありません。もっと、いろいろな人の会話を受信してみたいと思ったら、サーチする時間を変えてみたり、思い切って外へ出てみることです。

オススメなのが繁華街。いつものコードレス電話機とはひと味もふた味も違った会話が受信できます。受信する場所が変われば、その内容も激しく変わるのがコードレス電話機であり、そこが他の無線ジャンルとは違う魅力なのです。この情報は『ラジオライフ』2014年5月号に掲載されていました。

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