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消防ヘリの活動状況がわかるカンパニーラジオ

ヘリコプターが飛行する際には管制機関とエアーバンドで交信しますが、カンパニーラジオと呼ばれる、航空隊専用の周波数(AMモード)でも連絡を取り合います。消防無線がデジタル化するなか、カンパニーラジオでも消防ヘリの消防ヘリの活動状況を知ることができます。



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消防ヘリの活動状況がわかるカンパニーラジオ

消防ヘリの離陸準備中に入った情報

カンパニーラジオの基本は離陸や着陸の時刻や異常の有無などの報告ですが、消防ヘリの離陸準備中に新たに入った災害の情報などを航空隊から伝えられることもあります。コールサインはJAで始まる機体記号を使用する場合や、愛称が用いられる場合があります。

消防ヘリ「はばたきから航空隊。要救助者ホイストにて救助完了。県立病院ヘリポートへ搬送開始。到着は35分頃の予定。県病連絡願います」
基地局「航空隊了解、県病ヘリポート連絡します」

消防ヘリの詳細な内容は、デジタル波の消防無線や防災行政無線を使用。とはいえ、隊内連絡のカンパニーラジオからも活動状況を知ることができます。

消防ヘリは隣県の交信を受信できる

全国で消防本部と消防ヘリの交信がデジタル化されている中、東京消防庁だけがアナログ波で行っています。これは東京消防庁が採用するTDMA方式が、上空を高速で移動する消防ヘリとの交信に適さないため。現在、消防ヘリとの通信が可能なSCPC方式の整備を行っています。

同様にTDMA方式を使用する都道府県の防災行政無線移動系も防災ヘリとの交信に適さないため、別途、SCPC方式の周波数が割り当てられています。

カンパニーラジオの特徴は、消防ヘリ側であれば遠方でも聞こえる可能性が高いこと。活動中は高度が数百m、山岳救助ならもっと高い位置を飛行します。このため、より遠くまで電波が飛んでいくのです。

外部アンテナを使えば、消防ヘリの活動場所によっては隣県の交信を受信できる可能性も高いのです。この情報は『ラジオライフ』2016年3月号に掲載されていました。(文/長岡翔太郎)

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