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催涙スプレーは防塵マスクでないと防ぎきれない

マスクには医療用・産業用・防災用などの用途別に種類があります。単価約2円から1,000円のものまでどの程度、マスクに性能差があるのでしょう。そこで、至近距離から催涙スプレーを噴射してマスクへの浸透度をチェック。その結果、催涙スプレーを防げたのは防塵マスクだけでした。



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催涙スプレーは防塵マスクでないと防ぎきれない

催涙スプレーをマスクに噴射した

実験では、防犯用のトウガラシ成分の催涙スプレーを至近距離から噴射。マスクの何層まで浸透したかを比較しています。比較したマスクは5種類。ウイルス対策用から医療用、産業用までさまざまなタイプを比較しています。

「サージカルフェイスマスク」は、100円均一ショップで入手できる3層構造マスク。108円で50枚入りなので単価2円でN95規格は疑わしいがところです。実験では、3層すべてに催涙スプレーがすぐに染み込んでしまいました。

ユニチャームの「PM2.5対応超立体スタンダード」は、30枚入りで405円。規格は特にありませんが、PM2.5対応の3層構造。立体型なので、口元の空間が確保されてラクに呼吸できます。実験では催涙スプレーが3層すべてに短時間で浸透。マスク内部にスプレー成分の臭いが付着してしまいました。

催涙スプレーをシャットアウト

トラスコ中山の「排気弁付き使い捨て式防じんマスク」は10枚入りで2,660円。産業用の排気弁付き4層構造マスクです。国家検定DS2合格で、0.3μmの粒子を97.55以上捕集可能です。催涙スプレー実験では4層中3層目まで浸透。布の接合部分や排気弁の周りから浸食しました。

MOLDEXの「医療プロ用3面立体構造防護マスク」は医療向けの5層構造マスクで、5枚入りで1,380円。PM2.5やウイルスに対応しています。バクテリア透過防止率は99.9%以上です。実験では5層中3層目の表面まで浸透。若干、催涙スプレーの臭いが残ってしまいました。

3Mの「8233 N100 防塵マスク」は排気弁付きの6層構造で、0.3μmの粒子を世界最高水準の99.9%以上捕集。5枚入りで4,890円で、放射能物質に対応しています。実験では6層中2層目の表面までしか催涙スプレーが浸透せず、完全にシャットアウトしました。この情報は『ラジオライフ』2016年3月号に掲載されていました。

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