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盗聴器発見のプロは家族の盗聴が増えると予測

日本における盗聴器発見の第一人者が、東和通信社代表取締役の藤井正之氏。そんな盗聴器発見のプロが目にしてきた、アナログ盗聴事情を紹介しましょう。デジタル機器が増えても、電波を使ったアナログ盗聴器は健在。離婚問題を含めて、家族同士による盗聴器は増えていくと予測します。



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盗聴器発見のプロの予測

離婚で仕掛けられた盗聴器を発見

1990年代に入って、バブルが弾けるとしばらくは遺産がらみの盗聴器発見も減ったのですが、2008年のリーマンショック以降、急激に増え始めました。

バブルの時はお金の額が大きくて争ったのですが、今はお金がなくて親が残した数百万円の貯金を巡って兄弟が争います。弟が兄の家に盗聴器を仕掛けるのです。

最近はネットで盗聴器が買えるし、盗聴のやり方もネットで覚えるんでしょうね。これも探偵を雇う金がないから、自分でやるわけです。なので、リビングのテレビの裏で三叉式ソケットの盗聴器を発見するなんてことがよくあります。

離婚を有利にするために仕掛けられた盗聴器の発見も相変わらず、後を絶ちません。最近は女性の浮気がきっかけの、熟年離婚が増えています。

彼氏の部屋に仕掛けた盗聴器を発見

それと若いカップルでも盗聴をします。お互い付き合っているんだけど、結婚しないケースです。彼氏は非正規雇用なので結婚に踏み切れない状況。でも彼女はそうと知らず、他に女がいるんじゃないかと疑い始めて、彼氏の部屋に仕掛けた盗聴器を発見したのです。

彼氏が部屋と彼女の異変に気が付いて依頼してきたのですが、同席していた彼女が泣きながら真相を話して事なきを得ました。

現代は親子、兄弟、夫婦、恋人同士という本来は仲のいい人間同士が、わずかな遺産や些細なスレ違いから相手を疑い始めて盗聴をする時代です。

今の社会や経済状況を見ていると、離婚問題を含めて、家族同士で仕掛けた盗聴器発見は増えていく一方でしょう。盗聴器発見を通じて長いこと、いろいろな人間模様を見てきましたから、分かることもあるんです。この情報は『ラジオライフ』2015年3月号に掲載されていました。

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