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オービスによる速度測定はどこまで信用できる?

オービスによる速度違反の測定値はどこまで信用できるのでしょうか? それはオービスの速度違反をめぐる裁判を見るとよくわかります。検察は裁判でオービスの測定値の信用性を立証しなければならないからです。じつは、オービスによる速度違反の数字は実測値そのものではなかったのでした。


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オービスによる速度測定はどこまで信用できる?

オービスが撮影する速度は6点以上

ネズミ捕りや追尾式などの有人式のスピード取り締まりでは、違反車に停止を命じてその場で違反キップを切ります。しかし、無人式のオービスによるスピード取り締まりは、現場では測定と撮影を行うだけです。

写真にはクルマのナンバーと運転者が写り込んでおり、測定値が自動的に焼き付けられています。警察はナンバーを元にクルマの所有者に通知し、違反者(たいていは所有者自身)を警察署へ呼び出して違反キップを切るわけです。

実際、オービスは一般道だと超過30キロ以上、高速道だと超過40キロ以上を撮影するといわれています。これは交通違反の点数が6点以上になる区分。オービスは極めて悪質な違反車を撮影することになっているのです。

オービスによる速度測定の信用性

とはいえ、自動で速度取り締まりを行うオービスに誤作動がないか疑いたくなるところ。オービスによる速度違反の測定がどこまで正確か知りたくなります。そこで、裁判で測定値の信用性をどのように立証するかを見ていきましょう。

それによると、オービスの測定値は実測データそのもではありません。測定の誤差の範囲が±2.5%あるため、生の測定データに0.975を掛けたものを測定値として、さらに小数点以下を切り捨てています。

ということは、オービスの測定値は実際の速度と同じか、最大で5%低い数値で、しかも約1キロ低く表示されているということ。このため、測定値にプラス誤差は絶対に出ないというロジックになります。このように、オービスによる速度違反の数字は実測値そのものではなかったのです。

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