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光電管式ネズミ捕りの測定装置に歴史あり

光電管式ネズミ捕りの光電管測定装置はN社だけが製作している速度取りまり機。これまでに6機種も世に送り出しています。光電式ネズミ捕りの測定装置の変遷を見ていきましょう。そこには、現行の「JEM-340」の小型軽量化につながるさまざまな技術があったのです。


光電管式ネズミ捕りの測定装置


光電管式ネズミ捕りの初期型とは?

光電管式のネズミ捕りの初期型は1972年ごろに登場した「JMA-141CL」という機種です。上に路面反射鏡をのぞき込む望遠鏡が付いていました。

この機種だけに路面反射鏡と標準反射鏡というものがありましたが、場所を取るせいか標準反射鏡は以降なくなることになります。

次に「JMA-141D」では望遠鏡がなくなり機器の天板にのぞき穴が付きましたた。続いて「JMA-141E」が登場し三脚が木製から金属になり、路面直設置の2WAYができるようになります。


現在の光電管式に引き継がれた技術

光電管式のネズミ捕りは「JMA-141F」の頃には2段階測定機能で測定精度がアップ。裁判所でプラス誤差が認められたので、ベタ置きとなったのも特徴です。ここまでが7mの測定距離で赤外線を使用していました。

そして、3mでレーザーバージョンの「JMA-181」が路面直置きのみで登場し、テレビモニターで路面反射鏡の設置状態が確認できるようになります。デジカメは内蔵したがモニターは外付けの進化途上器でした。

現在の光電管式ネズミ捕りは、その技術が小型軽量化された「JEM-340」に引き継がれているのです。(文/礼田計)

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ラジオライフ編集部

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