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外事警察が日常に潜む“スリーパー”を割り出す

2020年に東京オリンピックを控え、テロの脅威と向き合わなければならなくなった日本では公安部外事課の強化が必要とされています。彼ら外事警察がテロや外国人犯罪に、どのように対峙しているのでしょうか。外事警察がどのように日本の平和を維持しているかを詳しく見ていきます。



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外事警察が日常に潜む“スリーパー”を割り出す

外事警察はスパイ活動を割り出し検挙

外事警察は国家の秩序の維持を命としています。スパイ防止法がないためにスパイ活動を取り締まれず、さらに出入国の管理が比較的に緩かった日本では1990年頃からロシアや中国からの密入国者やオーバーステイの者がどんどん増えてきました。

また、日本での留学や研修で来た人の中にも、スパイ活動をする者もいます。外事警察は彼らを“スリーパー”と呼びますが、日常生活に潜んで企業や国家の機密情報を盗んで本国に持ち出しているのです。外事警察は地道な監視や調査で犯罪組織やスパイ活動を割り出し、検挙するのが目的です。

外事警察の捜査官は、外国人犯罪組織やスパイ活動を割り出すには情報協力者“エス”を作るのが重要。エスとは情で関係を作るのです。

外事警察が犯罪組織を一網打尽に摘発

例えば飲食店で商売をしている外国人をエスに仕立てる場合、店に通って仲よくなったり、時には金を貸したり何かと面倒をみたりします。そうしているうちに商売敵などの情報をくれるようになるのです。

それが、偽造パスポートを作っているとか、偽造の在留資格証を持っているといった情報につながります。外事警察はとりあえず軽犯で引っ張って、背後にいる犯罪組織を一網打尽に摘発…なんてこともあるのです。

犯罪組織などの摘発は比較的に情報をつかみやすい一方で、いま最も問題なのはテロ組織の把握。しかし、外事警察の現状では難しいといわざるを得ません。

外事警察の使命はより大きくなってる

イスラム関係を探るのにモスクや周辺を回ったりもしますが、テロリストかどうか、危険思想を持っているか見極めるのは難しいのが実状。今では入国の際に顔認証もできますが、正規に日本に入って来られてテロを起こされたら防ぎようがありません。

また、テロ組織に感化された国内の危険分子を割り出すのも困難です。これからは語学ができて、ごく細かい外国人のコミュニティにも潜り込んでいける能力が外事警察には必要でしょう。

このように外事警察の使命はより大きくなっています。日本の平和の維持は、外事警察にかかっているのです。この情報は『ラジオライフ』2016年2月号に掲載されていました。

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