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国際VHFのデジタル化が極めて困難な理由とは?

140~150MHz帯の消防無線はデジタル化されましたが、同じ150MHz帯でも156MHzという上の方にある船舶無線の国際VHFはデジタル化の難を逃れました。国際的なルールによる割当て周波数なので、簡単には変更できません。世界規模で使われるため、デジタル化は極めて困難です。


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国際VHFのデジタル化が極めて困難な理由とは?

国際VHFは世界共通のルール

国際VHFは外国船も使う世界共通のルールによる周波数の割当て。日本の都合だけで、デジタル化や周波数の変更はできません。これは国際VHFが、デジタル化される可能性がないことを意味します。

国際VHFは船舶が使う無線なので、受信できるのは基本的に海の近くです。日本は周囲を海に囲まれているため、それこそ、どこでも受信できそうなものですが、国際VHFが使われるのは船舶の往来が激しい港湾部や航路です。

このため、海辺ならどこでも受信できるわけではありません。海抜0mの海水浴場よりも、港湾部から20km以上も内陸に入った都市部の高台で受信した方が、よく聞こえることがあります。

海の無線とあきらめる前に、1度、周波数を合わせてみて下さい。モービルホイップアンテナを使ったら、標高の高い“海なし県”でも、受信できた実績があるくらいですから。

国際VHFの呼び出し専用波16ch

国際VHFの割当て周波数には、チャンネル番号が付けられています。船乗りたちはチャンネル番号を使って国際VHFを運用するので、周波数をメモリーする際はメモリーチャンネルと国際VHFのチャンネルを一致させておくと便利です。

チャンネルは01~28/60~88chまであるのですが、呼び出し専用波の16chがポイント。「チャンネル16」と呼ばれます。まずは16chで通信したい相手を呼び出して、応答があったら他のチャンネルへ移動して交信します。なので、国際VHFは常に16chを開けておき、船舶は16chを常時受信するのがルールです。

通話チャンネルには船舶同士の通話、陸上施設の海岸局と船舶の交信といった用途ごとに、使用する順番があるのですが、これを覚える必要はありません。16chでの交信を聞いていれば、必ず移動先のチャンネル番号を告げるからです。聞き漏らしたらすぐにスキャンをすれば、発見できます。

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