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日立マクセルがカセットテープを作り続ける理由

2016年、カセットテープを販売する日本で唯一の大手メーカー・日立マクセルが、同社の代名詞的カセット「UD」のデザイン復刻版を発売。大きな話題となりました。カセットの販売減少とともにメーカー各社が撤退していく中、日立マクセルがカセットテープを作り続けているのはなぜなのでしょう?


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日立マクセルがカセットテープを作り続ける理由

日立マクセルが「UD」を復刻

「UD」テープが復刻されたきっかけは、2016年が日立マクセルがカセットテープの生産を始めて50周年であること。それに加え、ここ数年、カセットテープの見直しの気運があって企画されたものです。

実際、アパレルブランドでもカセットテープを模した柄のアイテムが販売されたりと、ジワジワとカセットテープの再燃を肌で感じられます。リアルタイム世代には懐かしく、若い世代には新しいものという認識が広まっているようです。

一方、高齢の人たちには演歌などの音楽テープや自分の歌を吹き込むブランクテープの需要が既にありました。ハード面でも、ラジカセからカセット再生機能が無くなり、CDラジオばかりになるのかと思いきや、CDラジカセとしてカセット機能を残した製品が消えずに販売され続けています。

日立マクセルだけで約100万巻

すなわち、現在のカセットテープ人気の再燃は、日本ではこれまでも一定層あった堅実な需要に、若い人たちが興味を持ち始めて再び注目されてきた形です。

実際、カセットテープのだいぶ需要は少なくなっています。しかし、それでも日立マクセルではカセットテープを生産し続けているのは、お客からの要望が結構あることが大きな理由です。

実は現在でも、日立マクセルだけで国内で月に約100万巻のカセットテープを生産しています。その約半分は10分テープで、カラオケの練習用に歌を吹き込む用途。時代とともに使われ方も変わってきているのです。

そんな中で「UD」を復活させるにあたっては、中身まですべてを再現するのは難しいので、外見はできる限り当時のモノを再現。ケースも現在のタイプではなく、発売当時の仕様にこだわっているのです。

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