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島津製作所の資料館は科学する心が刺激される

島津製作所は、創業140年の老舗のハイテク企業。科学立国の実現に向け、感応起電機や3Dメガネの原形「実体鏡」などの教育用の機器、人体模型などの標本を作ってきた功績は、さほど知られていません。島津製作所創業記念資料館の見どころを詳しく紹介していきます。



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島津製作所の資料館は科学する心が刺激される

島津製作所は教育面でも支えてきた

島津製作所創業記念資料館では、日本を教育面で支えた同社の製品が一堂に会します。また、現在の主要事業である分析計測機器の進化を時系列で追う展示も必見。「科学する心」が刺激される体験になるはずです。

例えば、創業者の息子・2代目島津源蔵が1884年に試作に成功した「ウイムシャースト感応起電機」の展示。静電誘導を利用して高電圧を発生させる装置で、電気の仕組みを説明する教材として使われ、初期X線管の電源にも使われました。

避雷針の働きを説明する模型「防雷鍼」は、避雷針をアースせずに高電圧の電極を近づけると、爆発音が鳴る仕組み。1882年同社発行の製品カタログ『理化器械目録表』に掲載されました。

密閉容器の気圧を下げる「排氣機」は、真空や低圧状態での液体の沸騰、音波消失、空気の浮力の検証などさまざまな実験に使用されたものです。1882年発行の『理化器械目録表』に掲載されました。

島津製作所の分析計測機器の源流

創業者の「子ども達に生命の神秘を教えたい」との思いを継いだ息子達が標本・模型の製作事業を始め、人体模型を1910年に発表。1937年頃からは「人体」製作のノウハウを活かし、マネキンの製造を開始しました。

島津製作所の資料館では“縁の下の力持ち”分析計測機器の源流も垣間見ることができます。1925年頃に製造された、空気中のCO2濃度を測定する「空気中炭酸ガス定量装置」は大気や炭鉱内の環境計測などに使用されました。

1933年に発表された、日本初の工業用X線装置「WELTES-160D」も展示。素材や製品のキズや異常の検査ができます。水道管や鉄板の溶接部、仏像内部までさまざまな現場で活躍しました。

現在の島津製作所の装置では細微撮影や三次元断層撮影も可能となり、産業を陰から支えているのです。この情報は『ラジオライフ』2015年9月号に掲載されていました。

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