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パナマ文書の「John Doe」は名無しの権兵衛

世界中を震撼させたパナマ文書は、ある1人の人物が持ち込んだデータが発端です。「John Doe」と名乗る人物です。じつはこのJohn Doe、英語でいう「名無しの権兵衛」にあたります。明らかな偽名と考えてよいででしょう。John Doeが持ち込んだパナマ文書を詳しく見ていきます。



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パナマ文書の「John Doe」は名無しの権兵衛

John Doeは「名無しの権兵衛」

2014年末のある日「John Doe」を名乗る人物から南ドイツ新聞の記者にタレこみがありました。結果的に2.6Tバイトもの膨大なデータが持ち込まれました。

じつはJohn Doeは、英語では「名無しの権兵衛」にあたるもの。発音は「ジョン・ドウ」です。このため、John Doeは偽名と思われます。

John Doeがどうやって、モサック社から情報を抜き出したのか明らかにされていません。内部告発、もしくは、モサック・フォンセカ事務所の情報セキュリティは極めて脆弱だったため外部からハックされた可能性もあります。

John Doeが文書を持ち込んだ目的

John Doeが持ち込んだ内容は、1970年代から現在に至るまで、モサック・フォンセカ事務所で作成された書類や電子メール、写真などのファイル1,150万枚分。約214,000社の法人と、約36万の企業や個人の氏名・住所が記載されている機密資料でした。いわゆるパナマ文書です。

John Doeを名乗る人物からパナマ文書を入手した南ドイツ新聞の記者は、自社だけの手には負えないと判断。他のニュースメディアと共同で資料の分析に取り組むことにしました。それ以降の経緯はよく知られているとおりです。

なお、John Doeは後に声明を発表。「所得の不平等と富裕層の腐敗への義憤」が流出の目的だと語りました。この情報は『ラジオライフ』2016年7月号に掲載されていました。(文/八田真行)

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