門外不出?盗聴器の発信源を特定するテクニック
街中の盗聴波探しでは深追いは厳禁。余計なトラブルに巻き込まれないためにも、発信源をある程度まで絞り込めたら、そこまでにしておくのが正しい判断です。とはいえ、歴戦の盗聴波ハンターは徹底的に追い込んで、発信源の建物を特定します。実際、盗聴器の発信源を特定する問題不出のテクニックも存在するのです。
盗聴器の発信源を不在宅かで考える
左右どちらの建物に盗聴器が仕掛けられているのかを特定する際に、状況から推測していく方法があります。一般家庭であれば、窓から漏れる明かりで在宅か不在かを判断可能です。
一方が留守で、受信機から生活音が聞こえてくれば、在宅しているということ。明かりが点灯している家が発信源だと特定できます。
ただし、その逆の無音の場合、不在宅が盗聴器の発信源と考えるのは早計。住宅の大きさによっては、盗聴器が2階や寝室に仕掛られている可能性もあるからです。
盗聴器の発信源を荒っぽい方法で特定
とはいえ、強力に入感する無音の電波に耳を澄ますと、室内空間の広がりが分かりますし、外の音が窓越しに聞こえてくることもあるものです。
両方の家が不在の場合、2000年代のマニアが強行していたといわれる、荒っぽい方法があります。呼び鈴を押して、受信機から聞こえてくるピンポンの音で判断するという方法です。
商店などの場合は、看板に書かれた電話番号に「184」を付けて電話して、呼び出し音が聞こえてくるかで判断していたようです。昨今は迷惑行為になるので、絶対に行わないでください。
ラジオライフ編集部
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