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泥棒を知り尽くす元刑事が指南する防犯対策6つ

空き巣などの盗犯を担当するのは捜査三課。そこに長年所属していた元刑事は、いわば泥棒の手口を知り尽くした存在です。「秋から冬の間は泥棒の好む季節」という元刑事に泥棒の手口と対策を聞きました。防犯対策の第一歩は、泥棒の思考を理解すること。泥棒の心理から解読してもらいます。


泥棒を知り尽くす元刑事が指南する防犯対策6つ

防犯対策は泥棒の思考を踏まえる

夕方から夜間にかけての窃盗を“宵空き”と言います。泥棒は人が帰宅する時刻、遅くとも夜19時頃までには盗みを終わらせたいわけです。今の時期は日が暮れるのが早く、家に人がいる場合、17時頃には電気をつけるでしょう。留守かどうかは一目瞭然。泥棒はこうしてターゲットを定めるのです。

泥棒の思考には「気づかれない・見つからない・捕まらない」という3つの原則があります。泥棒はこの原則に沿った住宅を狙うのです。このため、防犯対策はその逆を行けばよいというわけ。「気付く・見つける・捕まえる」を心得ましょう。

その意味で、特に泥棒が嫌うのが「目・光・音」です。こうした泥棒の思考を踏まえて、泥棒が侵入を諦める防犯対策を解説しましょう。

防犯対策にドアスコープ覗き見防止

1つめの防犯対策は玄関のカギの強化です。住宅侵入では、圧倒的にカギの無締まり宅が狙われます。玄関からの侵入を防ぐには、無締まりをしないことと、カギを強化することが重要です。玄関にカギを2つ付ければ、解錠するのに時間がかかって侵入を諦める確率が上がるでしょう。

泥棒はターゲットを定める時、多くが下見を行います。人の目や防犯カメラが無いか、街灯や防犯ライトは無いか、警報が鳴らないかなどを探るのです。泥棒が嫌う「目」といえば、人の目と防犯カメラ。人感センサーでLEDライトが点滅するタイプの物は泥棒への威嚇になり、より効果的でしょう。これが2つめの防犯対策です。

3つめの防犯対策となる玄関のドアスコープの覗き見防止金具は必須アイテム。目隠しをして、玄関ドアの外から中を覗く泥棒の目を潰しましょう。


網戸をセットするだけの防犯対策

「光」は、怪しい人物を目に付きやすくします。防犯ライトや、家に人がいるようにみせかけるテレビシミュレーターなどが4つめの防犯対策。泥棒は、リスクを冒したくないため、防犯意識の高い家には近付かない傾向があります。

侵入窃盗で2番目に多い手口が、認知件数の約31%を占めるガラス破りです。ガラス破りに慣れている泥棒は、1分から遅くとも3分以内で突破します。泥棒に窓からの侵入を諦めさせる窓用防犯フィルムは、5つめの防犯対策です。

泥棒が嫌う「音」について、熟練した日本の泥棒は物音をほとんど立てず室内に侵入します。例えば、外でクルマが通った時のエンジン音に紛れてガラスを破るなど、周囲の環境をも利用するのです。

そこで、6つめの防犯対策が網戸をガラス戸のクレセント錠のある方にセットしておくこと。網戸を動かす時に音が鳴るので、これだけでも泥棒は嫌がるのです。

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