覆面パトカーをSA出口付近でよく見かける理由
交通違反の取り締まりを専門とする交通機動隊の「覆面パトカー」は、トヨタ・クラウンが主力。最新の220系クラウンも登場しています。とはいえ、通常走行中の覆面パトカーの外観は、一般車とほとんど見分けがつきません。覆面パトカーがスピード取り締まりで待機している場所を知っておくことが大切です。

覆面パトカーは脇道に潜んでいる
覆面パトカーのスピード違反の取り締まりは、勢いよく飛ばしてくる違反車にいかに効率よく巡り合えるかが最大のポイント。取り締まりのプロである交通機動隊員は、どこで待機すればよいかを熟知しています。
覆面パトカーがよく待機している場所のひとつが、本線を見下ろせるサービスエリアやパーキングエリアの出口付近です。また、覆面パトカーは第1通行帯を走る大型トラックの前にもよく待機しています。
こうして違反者に巡り合った覆面パトカーはすぐに発進。とはいえ、スピード違反の車が追い越し車線を飛ばしていってもすぐに車線変更はしません。覆面パトカーは第1通行帯を走りながら、スピード違反車との距離を詰めていきます。
覆面パトカーがスピード違反の測定
というのも、違反車は真後ろから追い上げてくる、自分より速いクルマには敏感だからです。違反車を追尾距離に捕らえてから、ようやく追い越し車線に入ります。
そして、真後ろに付いて速度を合わせてスピード違反の測定を開始。違反車は130km/hや140km/hを出しているため、毎秒35m以上進むということ。200mの追尾も6~7秒もあれば測定終了です。
覆面パトカーの簡単な見分け方は、追い抜くクルマの車内をよく見ること。青い制服にヘルメットをかぶった隊員が2人乗っていたら交通機動隊員が乗った覆面パトカーです。
交通機動隊員によると、追い越し車線を飛ばしていく車の中には「横に並んだ瞬間にこちらを見て、速度を落としてゆっくりと第1通行帯へ入っていく」車も多いといいます。

ラジオライフ編集部

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