ヒミツのクマちゃんの中身を徹底解剖してみた
自由に会話ができて動く夢のようなぬいぐるみが、タカラトミーアーツの「ヒミツのクマちゃん」。ただし、自由に会話ができるのは、ハートシーバーと呼ばれるトランシーバを使って子供と会話するという仕組みのためです。そこで、ヒミツのクマちゃんの中身を徹底解剖してみました。

ヒミツのクマちゃんは2.4GHzを搭載
きっと適当な周波数のFMトランシーバが入っていて、安っぽいモーターで動いているのでしょう。そう推測して外側のカバーを剥がしてみたところ、ヒミツのクマちゃんには意外にしっかりしたシステムが内蔵されていました。
音声伝達は2.4GHzのワイヤレスシステムが搭載されており、送信受信のネゴシエーションやチャネルの割り当てが自動に行われる仕組み。無線として完成されているものでした。ヒミツのクマちゃんの中身を詳しく見ていきましょう。
ヒミツのクマちゃんの本体上部は首振り、唇開閉のためだけの構造となっています。音声に応じて、首と唇が動く仕組みです。唇部分はプラスチックのプレートが上下することで、クマちゃんがしゃべっているように見えます。
ヒミツのクマちゃんは立派な無線機
ヒミツのクマちゃんの本体下部には2.4GHzのトランシーバを収容。ハートシーバーとの通信可能距離は最大7mです。本体下部にはスピーカーが設置され、ハートシーバーによる音声やスマホの音楽が流れます。
続けて、ヒミツのクマちゃんと交信するためのハートシーバーと呼ばれるハート型のトランシーバを分解。安っぽいおもちゃだと思いきや、チャンネルの割り当てが自動でできる立派な無線機でした。
ヒミツのクマちゃんの中身を、別のぬいぐるみに移植すれば、オリジナルのしゃべるぬいぐるみが完成します。試しに、量販店で購入したクマのキャラクターに移植してみたところ、中身を入れ替えただけでそのまま動かせました。(文/東京すわん)
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ラジオライフ編集部

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