東洋漢方製薬「甘草瀉心湯」成分解説
東洋漢方製薬「甘草瀉心湯」は、みぞおちがつかえた感じのある次の諸症:胃・腸炎,口内炎,口臭,不眠症,神経症のために7種類の有効成分を配合した胃腸薬です。この薬に含まれる各成分の特徴と健康への影響について解説します。
主要有効成分の特徴と健康への影響
ハンゲ (5g): サトイモ科の植物の塊茎を乾燥させた生薬で、鎮咳、去痰、制吐作用を持ちます。 サポニンなどの成分が気道粘膜や消化管に作用し、分泌物を調整して咳や痰、吐き気を抑えます。 咳、痰、吐き気、めまい、頭痛などの症状改善に効果的です。
オウゴン (2.5g): コガネバナの根を乾燥させた生薬で、抗炎症、解熱、抗アレルギー作用を持ちます。 バイカリンなどのフラボノイドが抗炎症作用、抗アレルギー作用を示します。 発熱、のどの炎症、口内炎、ニキビなどの炎症性疾患の症状緩和に効果的です。
カンゾウ (4.5g): マメ科の植物の根を乾燥させた生薬で、抗炎症作用や去痰作用、抗アレルギー作用を持ちます。 グリチルリチン酸などの成分が抗炎症作用を示し、気道分泌物を調整して去痰効果をもたらします。 咳や痰の緩和、のどの炎症鎮静、胃腸の不快感緩和に効果的です。他の生薬の苦みを和らげる調和剤としても使用されます。
タイソウ (2.5g): クロウメモドキ科の植物の果実を乾燥させた生薬で、滋養強壮、鎮静作用を持ちます。 この成分はサポニンやフラボノイドなどの成分が自律神経系に作用し、鎮静効果や滋養効果をもたらします。 不眠、イライラ、疲労、胃腸障害の改善に効果的です。
オウレン (1g): キンポウゲ科の植物の根茎を乾燥させた生薬で、抗炎症、抗菌、解熱作用を持ちます。 口内炎、のどの炎症、胃腸の不調、下痢などの症状改善に効果的です。
成分の相互作用と総合効果
これらの成分が総合的に作用することで、みぞおちがつかえた感じのある次の諸症:胃・腸炎,口内炎,口臭,不眠症,神経症を効果的に緩和します。ハンゲが効果を発揮, オウゴンが症状を緩和するなど、複数の作用機序により症状の改善をサポートします。
使用上の注意
この薬の効果を最大限に得ながら副作用のリスクを最小限に抑えるためには、用法・用量を守ることが重要です。 特に注意すべき点として、重篤な症状が起こることがあります。
適切な用法
大人(15才以上)は1包(1日量)につき水400mLを加えあまり強くない火にかけ200mLに煮つめ,紙袋とともに煎じかすを取り去り,食前1時間前又は食間空腹時に温服して下さい。小人(15才未満4才以上)は下記の量を食間空腹時に温服して下さい。
[年齢:1包(1日量)煎じ液:1日服用回数]
大…を目安に使用してください。症状が改善しない場合や副作用が現れた場合は、使用を中止し医療専門家に相談することをお勧めします。
ラジオライフ編集部
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