東洋漢方製薬「竜胆瀉肝湯」成分解説
東洋漢方製薬「竜胆瀉肝湯」は、比較的体力があり,下腹部筋肉が緊張する傾向があるものの次の諸症:排尿痛,残尿感,尿の濁り,こしけのために9種類の有効成分を配合した医薬品です。この薬に含まれる各成分の特徴と健康への影響について解説します。
主要有効成分の特徴と健康への影響
トウキ (5g): セリ科の植物の根を乾燥させた生薬で、血行促進、強壮、鎮痛作用を持ちます。 冷え性、月経不順、月経痛、貧血、疲労倦怠感などの改善に効果があります。
ジオウ (5g): ゴマノハグサ科の植物の根を乾燥させた生薬で、滋養強壮、造血作用を持ちます。 イリドイド配糖体やフェニルエタノイド配糖体などの成分が造血作用や血行促進作用を示します。 貧血、更年期障害、冷え性などの改善に効果があります。滋養強壮薬として広く用いられます。
オウゴン (3g): コガネバナの根を乾燥させた生薬で、抗炎症、解熱、抗アレルギー作用を持ちます。 発熱、のどの炎症、口内炎、ニキビなどの炎症性疾患の症状緩和に効果があります。
タクシャ (3g): サジオモダカの塊茎を乾燥させた生薬で、利尿、消炎作用を持ちます。 この成分は利尿成分が腎臓に作用して利尿効果を示し、水分代謝をサポートします。 むくみ、排尿障害、尿路感染症などの症状改善に効果があります。
サンシシ (1.5g): アカネ科の植物の果実を乾燥させた生薬で、解熱、消炎、止瀉作用を持ちます。 熱性疾患、腹痛、下痢などの症状改善に効果があります。
カンゾウ (1.5g): マメ科の植物の根を乾燥させた生薬で、抗炎症作用や去痰作用、抗アレルギー作用を持ちます。 この成分はグリチルリチン酸などの成分が抗炎症作用を示し、気道分泌物を調整して去痰効果をもたらします。 咳や痰の緩和、のどの炎症鎮静、胃腸の不快感緩和に効果があります。他の生薬の苦みを和らげる調和剤としても使用されます。
成分の相互作用と総合効果
これらの成分が総合的に作用することで、比較的体力があり,下腹部筋肉が緊張する傾向があるものの次の諸症:排尿痛,残尿感,尿の濁り,こしけを効果的に緩和します。トウキが症状を緩和, ジオウが作用するなど、複数の作用機序により症状の改善をサポートします。
使用上の注意
この薬の効果を最大限に得ながら副作用のリスクを最小限に抑えるためには、用法・用量を守ることが重要です。 特に注意すべき点として、重篤な症状が起こることがあります。
適切な用法
1包(1日量)につき水400mLを加えあまり強くない火にかけ200mLに煮つめ,紙袋とともに煎じかすを取り去り,食前1時間前又は食間空腹時に温服して下さい。
[年齢:1包(1日量)煎じ液:1日服用回数]
大人(15才以上):全量:3〜2回に分けて
15才未満:服用しないことを目安に使用してください。症状が改善しない場合や副作用が現れた場合は、使用を中止し医療専門家に相談することをお勧めします。
ラジオライフ編集部
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