YouTuberの1再生あたりの広告収益は0.1~0.2円
かつてはシロートの楽園だった「YouTube」も、コロナ禍による広告収入の減少、タレントなどの参入によるライバルの増加…と厳しい話題が続いています。実際、2020年3月くらいを境に広告収益が一気に落ちたといいます。最前線で戦う底辺YouTuber・ピョコタンは、今の現状をどう見ているのでしょうか。
YouTuberの収益は大きく3パターン
マンガ家兼底辺YouTuberとして活動しているピョコタン。YouTubeではメインの「ピョコタンチャンネル」のほか、株やポーカーのサブチャンネルを運営中です。
YouTuberの収益は大きく3パターンあります。「まずは動画再生時にCMが流れてお金がもらえる広告収入です。ざっくりですが、1再生につき0.1~0.2円といわれています。2020年3月くらいを境に、大手企業が広告を出さなくなって、一気にこれが落ちましたね」といいます。
「2つ目がライブ配信中のスーパーチャット。視聴者がダイレクトにお金をコメントに乗せられます。僕はたまにしかやってないのですが、多くの有名配信者が採用していて、投げられた金額の7割が配信者に入ります」とのことです。
YouTuberの収益にはメンバーシップ制
そして、YouTuberの収益で「3つ目がメンバーシップ制。月額料金をもらって、メンバーにしか見られない限定動画やライブ配信を行う手法です」とのこと。ピョコタンもメンバーシップ制を導入しています。
YouTuberのメンバーシップ制は「始めてから1年くらいで120人の方が登録してくれていて、広告収入の変動もない。今の規模感なら、定額収入をいただきつつ濃いめのコミュニティも築ける」といいます。
ただし「ここに労力を割き過ぎてしまうと狭いところにしかアピールできないんで、旨味で考えると実はあまりおいしくないかもっていうのが正直なところですね」と話してくれました。
ラジオライフ編集部
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