スマホはYouTube非公式プレーヤーで広告ブロック
スマホにおけるYouTubeの広告ブロックは、非公式プレーヤーや改造クライアント、広告ブロックブラウザに広告ブロックアプリと、さまざまな選択肢があります。非公式プレーヤーは、ブラウザの拡張機能に比べて対策が難しいのか、夏ごろの検証でも比較的容易に広告をブロックできましたが、果たして現在はどうなっているのでしょう。

YouTube非公式プレーヤーをチェック
「非公式プレーヤー」とは、YouTubeを快適に視聴するために開発された専用のプレーヤー。広告非表示やPiPはもちろん、動画のダウンロードなど本家以上の便利な機能も注目ですが、今回は広告ブロックに絞ってその性能をチェックしました。
「NewPipe」はオープンソースの非公式プレーヤー。最新バージョン(0.27.2)であれば、見事に広告を回避できました。前回の検証時(3か月前)よりも軽快に動くようになっています。
「SkyTube Extra」もオープンソースのプレーヤー。最新バージョン(2.991)は問題なく広告をブロックできました。ただし、動画再生時などの動作が微妙に重いのが気になります。
「LibreTube」はGoogleからの追跡を完全に遮断するという、セキュリティに特化した非公式プレーヤー。3か月前の検証では使えませんでしたが、アップデートにより復活していました。
YouTube非公式プレーヤー以外の手法
「SongTube」は広告ブロック機能のある音楽プレーヤー。3か月前の検証では再生できませんでしたが、今回も同様にサムネイルで停止してしまいました。前回からアップデートもありません。
一方、公式のYouTubeアプリを改変し、Premium課金したことにする改造クライアントは、いくつものプロジェクトがありましたが、法的な問題から軒並み開発中止となり、現在は2024年5月に開発が再開された「RVX(ReVanced Extended)」などがわずかに残るのみとなっています。
最新版のRVXは2024年8月にリリースされた比較的新しいバージョンの公式クライアントをベースに開発されており、広告ブロックも有効でした。(文/pusai)

ラジオライフ編集部

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