動画配信サービスに広告付きプランが続々登場中
2025年4月8日からPrimeVideoで広告が表示され、同時に月額390円の「広告なしオプション」が提供されるようになりました。これまでプライム会員(月額600円)であれば、広告なしで全コンテンツを視聴できましたが、今後は広告が必須となり、広告を避けるには追加料金が必要になります。動画配信における広告について見ていきましょう。

動画配信サービスの広告導入で会員増
動画配信サービスの広告導入は、Netflixが2022年11月に月額790円の「広告付きプラン」を開始したことで注目されました。通常の最安プラン(当時のベーシック月額990円)よりも安いということで、Netflixは会員数を増やし、2024年11月には全世界における広告付きプランの月間アクティブユーザーは7,000万人を突破。
現在はNetflixの新規加入者の半数以上が、広告付きプランを選択しているといいます。Amazonの広告導入は、Netflixのこうした流れを受けたものとみられます。
また、ABEMAプレミアムも2024年10月から月額580円の「広告つきプラン」を開始しており、主要な動画配信サービスにおいて、広告付きプラン導入の流れが広がっているのです。
広告つき無料動画配信サービスが記録
一方で広告つき無料配信サービス「TVer」は2024年12月の月間動画再生数が4億9,600万回に達し、過去最高を更新したと発表。これはパリ五輪が開催された8月の4億9,000万回を上回る数字だといいます。
とくにリアルタイム配信の視聴が増加し、『M-1グランプリ2024』(12月22日放送)や『第103回全国高校サッカー選手権大会 全国大会』(12月28日開幕)へのアクセスが多かったとのこと。
さらに、12月18日放送の『水曜日のダウンタウン』「名探偵津田 第3話」は、再生数429万回を超え、TVerにおけるバラエティ番組の配信開始後8日間の再生数記録を更新。これらの番組が、月間動画再生数増加の要因となったようです。

ラジオライフ編集部

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