ボイスチェンジャー搭載のペン型スマホの使い道
某ネコ型ロボットが出しそうなアイテムをAliExpressで発見しました。ペンに液晶画面が搭載されており、SIMカードがセットできるとのこと。カンニングのため? それとも小型のスマホを使いたい人のため? 存在が謎過ぎるので、実際に入手して実態を確かめてみました。ボイスチェンジャー搭載のペン型スマホを見ていきます。
ペン型スマホはデュアルSIMに対応
ペン型スマホ「Servo K07」のひと通りの機能をいじってみた結果、肝心の電話やメッセージの送信などは日本では使えませんでした。しかしワンプッシュでボイスレコーダーを起動したり、懐中電灯として使うことは可能です。
本体が太くて持ちづらいものの、ボールペンの書き心地は意外と普通。替え芯が3本付属しています。また、本体後部にLEDライトを搭載。1灯だけですが、手元を照らす程度なら十分使えます。
本体に搭載されているテンキーの「1」のボタンを長押しすると、ボイスレコーダが起動して録音がスタートする設計。カバンに忍ばせておいたら、いざという時に役立ちそうです。
ペン型スマホはデュアルSIM対応ですが、ネットワークはGSM(2G回線)しかつかめないので日本国内では使用できません。しかし、Bluetoothでスマホとペアリングすることは可能なので、スマホの子機としては使用可能です。
ペン型スマホのカメラは160×80ドット
日本語非対応のため、スマホの連絡先は同期できませんでしたが、スマホにかかってきた電話を本機で受けることは可能。しかも、男性や女性の声に変えられるボイスチェンジャー付きでした。特殊詐欺対策に使えそうです。
ダウンボタンを押すと、カメラがすばやく起動して撮影可能。液晶上ではそこそこキレイに見えていましたが、スマホに転送して確認してみると、サイズは160×80ドットしかなく、何となく認識できるレベル。1990年代のWebカメラ並みの画質です。
液晶サイズは0.96インチ。SIMカードスロットはnano SIM×2(GSM)で、記録メディアは内蔵メモリ32MB、microSDカード(最大16GB)です。電源は内蔵バッテリー(300mAh)で、サイズ/重さはφ21×117Hmm/33g。実勢価格は3,174円です。
ラジオライフ編集部
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