「DeFit」でウォーキングアプリの歩数が稼げた
ウォーキングアプリの多くは歩けば歩くほどポイントが貯まり、景品や電子マネーに交換できます。これらアプリは端末の歩数カウンターで測定しているのに加え、より精度の高い数値を得るべく、Google Fitやヘルスケアアプリの情報と連携させています。そこで「DeFit」でウォーキングアプリのチートを検証してみました。
![「DeFit」でウォーキングアプリのチートを検証](https://radiolife.com/wp-content/uploads/2022/06/defit.jpg)
DeFitでアプリの歩数が稼げるか検証
「DeFit」とは、フィットネスアプリのデバッグツール。ゲーム開発で動作検証などをするために、指定した時間と速度分の歩数データをGoogle Fitに追加できるアプリです。
DeFitの使い方は、Googleアカウントでログインしたら、トグルをオンにしたのちスライダーによる歩行速度を設定。平均の歩行速度は2.9~3.6km/hといわれています。
今回は速めの8.8km/hに設定してみました。あとは「+60分」をタップしてスタート。稼働時間は基本60分ですが、広告の再生で250分追加できる仕様になっています。
このDeFitを使えば家に居ながらにして歩数が稼げるのか、2つのウォーキングアプリで検証してみました。すると、うち1つは1万歩、2万歩…と実際に歩数が稼げてしまいました。
DeFit稼働で2万歩がカウントされた
まずは、企業ともコラボしている人気の健康促進アプリで検証しました。この健康促進アプリは、歩数を稼ぐとポイントが貯められたり、地域の名産品が抽選で当たります。
こちらのアプリはGoogle Fitと連動しているのですが、DeFitを60分稼働させましたが、DeFit対策済みだったのか歩数は一切認識されませんでした。ちゃんと歩いてポイントを貯めるしかないようです。
某飲料メーカーが提供している自販機アプリはドリンク購入だけでなく、ウォーキングやランニングなどの歩数もポイントとして加算され、ギフト券などとも交換できます。
このアプリをDeFitにリンクさせると、瞬時に歩数が認識されてポイントがチャージ。DeFitを60分稼働させたら、20,441歩の擬似歩数データが追加されました。自宅に居ながらにして2万歩がカウント。早急なDeFit対策が必要でしょう。
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ラジオライフ編集部
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