マッチングアプリ詐欺で3億円を荒稼ぎした手口
マッチングアプリで「年上男性が好きで、65歳の方とお付き合いしていました」という文言とともに20代美女の写真が載っていたら、話をしてみたいと思うものでしょう。そして、淡い希望を抱いた60歳以上の男性のうち、少なくとも40人以上が金銭的な被害に遭ってしまう事件が発生。マッチングアプリ詐欺で3億円を荒稼ぎした手口を見ていきます。
マッチングアプリ詐欺手口のポイント
当時、大阪府に住んでいた元看護師の27歳の女性は、マッチングアプリで知り合った男性に自らの看護師免許を見せ、「奨学金やカードローンの返済に困っている」などと持ちかけるマッチングアプリ詐欺手口でお金を受け取っていました。
彼女の質素なマンションには、高齢男性の出入りが相次いでいたそうで、男性たちは若い女性の自宅を訪ねたことで、すっかり恋人気分になり援助をしてしまったのでしょう。マッチングアプリ詐欺被害に遭った男性の最高齢はなんと79歳。このマッチングアプリ詐欺手口で5,000万円を超える金額を渡した人もいたというから驚きです。
このマッチングアプリの詐欺手口は、男性への借用書に「毎月0.1%を返済する」という旨を記載して、実際に少額のお金を返済していたことがポイント。そして、男性側がしつこく疑えば「ストーカー被害を訴える」と、警察に相談しにくい状況を作っていました。
マッチングアプリ詐欺手口を仕込む
ただこのマッチングアプリ詐欺手口の裏には、彼女にパパ活の指南役(50歳の男)がいたのです。愛の巣だと思っていた質素なマンションも、恋人だと思っていた可愛い彼女も、50代の男が仕込んだマッチングアプリ詐欺手口だったのです。
苦労している若い彼女を助けるために貸したお金が、マッチングアプリ詐欺手口でまさかの黒幕の50代男の手に渡っていたというわけ。マッチングアプリ詐欺手口の仕掛け人の女性は10種類以上のアプリを使いこなしていました。
そして、退職金を持っていそうな60歳以上の男性をターゲットにしていたとは、なんともやりきれないマッチングアプリ詐欺手口。汗水たらして貯めた老後の資金をこのようなマッチングアプリ詐欺手口で失わないよう用心したいものです。(文/馬塲言葉)
ラジオライフ編集部
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