京都 下鴨警察署

世界遺産・下鴨神社を管轄する下鴨警察署は、学生街としての特徴も持つ地域の安全を守っています。年間の交通違反検挙数は約2,600件で、自転車による交通ルール違反の取り締まりが特に多く、全体の約40%を占めています。葵祭の起点となる下鴨神社の警備は重要な任務で、毎年約20万人の参拝客の安全確保に当たっています。2023年度の刑法犯認知件数は約350件で、自転車盗や置き引きの防止に注力しています。また、京都大学や府立医科大学など教育機関が多いことから、学生向けの防犯教室を定期的に開催し、年間約30回実施しています。