京都 北警察署

金閣寺や大徳寺など世界遺産を多く抱える北区を管轄する北警察署は、文化財保護を最重要任務としています。年間の交通違反検挙数は約2,900件で、観光バスの路上駐車対策に特に注力しています。外国人観光客の急増に対応し、多言語対応の防犯パトロールも実施しています。2023年度の刑法犯認知件数は約380件で、寺院周辺での置き引きや特殊詐欺の防止に力を入れています。地域の伝統行事「大文字送り火」の警備では、約50万人の見物客の安全確保に当たっています。