GB Interceptorはゲームボーイ用外部出力キット
ゲームボーイのプレイ動画をPCに取り込む場合、これまではスーパーゲームボーイとスーパーファミコンを使ったり、レトロフリークなどの互換機を使って出力したものをキャプチャする必要がありました。今回、AliExpressで入手した「GB Interceptor」は、ゲームボーイの実機を直接PCにつないで映像を取り込めるアイテムです。
GB InterceptorはWebカメラとして認識
アリエクで入手した「GB Interceptor」は、ゲームボーイの実機を直接PCにつないでWebカメラとして認識させることで、映像を取り込めるアイテム。実勢価格は5,234円です。
もともとは「there oughtabe」という、海外の有志が開発したキャプチャ装置らしいので、同人ハードウエアといったところでしょうか。取り込めるのは白黒時代のゲームボーイソフトのみです。
GB InterceptorはGBCパッケージ以降のカートリッジは認識しません。しかし、白黒表示のみであればゲームボーイ&カラーの共通カートリッジは対応しています。
GB InterceptorはRaspberry Pi出力
GB Interceptorの使い方は、ゲームボーイとカートリッジの間に本体を挟み込むだけ。ただし、ゲームボーイとGB Interceptor、カートリッジをすべてセットしてから、USBケーブルをPCに接続する必要があります。
PC上でキャプチャソフトなどを起動し、GB Interceptorのロゴが表示されたらゲームボーイの電源をON。この手順を間違えると映像は表示されません。また音声出力はないので、プレイ動画の場合はイヤホンから別途取りましょう。
GB Interceptorは、Raspberry Piの基板上で出力されている映像をエミュレートし、USBケーブルを介してPC側に出力しています。PC上では認識はWebカメラです。
GB Interceptorケースは3Dプリンター
音声は出力されず、あくまでも映像のみがキャプチャソフトに映し出される仕組み。配信などで音声が必要な場合は、イヤホン端子から音声を取るなど別途用意する必要があります。
GB Interceptorは若干遅延はあるものの、精度の必要なアクションゲームなどでない限り、問題なくプレイ可能。ケースは3Dプリンターで出力されているため、ゲーム機によっては挿し込みにくいこともあります。
実際にGB Interceptorでプレイしてみると、GB&GBC共通カートリッジである『テリーのワンダーランド』はタイトルロゴが非表示だったり、『ドクターマリオ』ではウイルスが瓶の外に発生するなど、一部ソフトでは不具合も発生。このあたりは今後の改善に期待したいところです。
ラジオライフ編集部
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