ChatGPTで回答精度を高める深津式プロンプト?
OpenAIの対話型AI「ChatGPT」は、2024年5月に大幅なアップデートを行い、言語モデルがGPT-4oへと進化。また同時にこれまで月額20ドルの有料版(Plus)ユーザーのみが使えたさまざまな機能を、無料版ユーザーにも開放しました。そこで、高精度な回答を得られる2つのフレームワークを紹介しましょう。

深津式プロンプトとReActプロンプト
ChatGPTは、やってほしいことや聞きたいことをテキストで入力するのが基本です。このテキストの命令が「プロンプト」で、どんなプロンプトを入力するかによって、回答の精度が大きく変わります。
同じことを聞いても、全く異なる回答になることもあるわけです。そんなChatGPTの回答精度を高めるのに有効なのが、「ReActプロンプト」や「深津式プロンプト」といったフレームワークです。
「ReActプロンプト」とは、Thought(思考)、Action(行動)、Observation(観察)を出力するように指示するプロンプト。質問文の下に「Thought:」「Action:」「Observation:」と追記するだけです。
深津式プロンプトで回答精度を上げる
すると、聞きたいことに対する推察と、それに対する行動がセットで回答されるため、問題に対する具体的な解決策を得られるというわけです。問題解決の筋道を探ることができます。
「深津式プロンプト」は、どういった条件でどのようなアウトプットを求めるのかを整理して書くことで、回答精度を高めます。条件を整理して
回答精度を上げるわけです。
「#命令書:」「#制約条件:」「#入力文:」を使うことが多いですが、いずれの文言も必須ではなく、命令書の内容に合わせて自由に変更できます。
The following two tabs change content below.

ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。
■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 警察官の職務質問スイッチを入れるNGワードとは - 2025年7月13日
- ガソリン代が節約できる「ETC2.0」の裏ワザとは - 2025年7月13日
- ネズミ捕りや検問がリアルタイムでわかるアプリ - 2025年7月12日
- 覆面パトカーの追尾式スピード取り締まりの手口 - 2025年7月12日
- 高速では白切符「後部座席シートベルト」着用率 - 2025年7月12日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
関連する記事は見当たりません。