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データ復旧前に絶対やってはいけないことリスト

基本的に、データを復旧できるのは「中身が残っているのに削除されたことになっている状態(論理削除)」のときだけです。しかし、削除後に何らかの操作を行ってしまうと、その領域に別のデータが上書きされ、元のデータは完全に失われてしまいます。誤って削除したと気づいた時点で、すぐに行動することが重要です。


データ復旧前に絶対やってはいけないことリスト

データ復旧でしばらく放置するのはNG

データ復旧で「時間を置いてしばらく放置する」はNG。OSのバックグラウンド処理やキャッシュの書き込みにより、削除された領域が上書きされる可能性があります。

「削除ドライブへの新規書き込み(ファイル保存・コピーなど)」もNG。論理削除された領域に上書きが発生すれば、元のデータは物理的に失われ、復旧は不可能となります。

データ復旧では「デフラグの実行」もNGです。デフラグとは記憶装置のファイルの断片化を解消する堀。ファイルの再配置により、削除済み領域のデータが破壊される恐れがあります。


データ復旧ソフトのインストール場所

「システムの復元や自動更新の実行」もNG。OSやドライバ構成の変更によって不要な書き込みが行われ、削除データが上書きされる危険性があるのです。

「chkdskや修復系ユーティリティの実行」もNG。ファイルシステムの整合性チェックにより、削除済みファイルの管理情報が削除されたり、書き換えられる可能性があります。

「復旧ソフトを削除ドライブにインストールする」のもNG。復旧対象の領域にツール本体が上書きされる可能性があるため、復旧ソフトは必ず別ドライブにインストールしなければなりません。(文/pusai)

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ラジオライフ編集部

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