電磁波測定器で低周波と高周波を同時にモニター
普段、私たちの周りには地デジ・Wi-Fi・5G・ラジオ・各種無線など、実にさまざまな電波(電磁波)が飛び交っています。これらの電磁波を数値化してくれる電磁波測定器がサトテックの「TM-190」です。この電磁波測定器は低周波から高周波までカバーし、強い反応を示すとメーターがレッドゾーンを示しブザーが鳴ります。
電磁波測定器は盗聴器に激しく反応
試しに電磁波測定器を盗聴器を近づけたところ、「TM-190」の高周波欄が激しく反応。電気を帯びていたり電波を出すモノならすべて検知・測定できるので、隠しカメラなどの発見にも使えそうです。
帯電した物体は、必ず電磁波を発します。壁の中やぬいぐるみに電磁波測定器のTM-190を近づけて、怪しいモノがないかチェックする発見機代わりにも使えそうです。
定期的にネットで話題になる「高圧線の近くに住むと健康被害が出る」というニュース。こちらも本機の「磁場」欄で数値化できるので、心配なら確かめてみるのもよいでしょう。
電磁波測定器で高周波をモニターした
低周波(磁場・電界)は、家電製品や送電線などから発生。「磁場」は磁石の周りや電流が流れているもの、「電界」は電圧がかかっているものと、明確な違いがあります。
一方、高周波はスマホやWi-Fi、電子レンジなどから発生。電磁波測定器を用いることで、スマホに電波が届いているかの最終チェックにも使えます。
電磁波測定器の低周波周波数帯域は50~60Hz、高周波周波数帯域は50~3,500MHzです。低周波磁界測定範囲は0.01~2,000mG(0.1~200μT)、低周波電界測定範囲は1~2,000V/m。高周波測定範囲は50~13,000mV/mです。
電磁波測定器の液晶サイズは2.4インチで、電源は単4形アルカリ乾電池×3本となります。サイズ/重さ:60W×115H×20Dmm/約120g。実勢価格は39,800円です。
ラジオライフ編集部
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