東芝未来科学館には家電の初モノがズラリと並ぶ
電気エネルギーの今と未来の展示や、大人も楽しめる科学体験ができる「東芝未来科学館」。館内の一画には東芝が生み出してきた日本初・世界初の製品が並んだコーナーがあります。そのほか、真空管ラジオの展示も見逃せません。東芝未来科学館の見どころを紹介します。
東芝未来科学館では家電を動態保存
東芝の前身となる明治時代の2つの会社「田中製造所」と「白熱舎」から始まる家電や業務機器の1号機を実物展示。昭和ひとケタ時代に誕生した日本初の白モノ家電は動作する状態で展示での展示です。
東芝未来科学館では昭和初期の家電の一部は動態保存され、解説員が動かしてくれます。現在の家電に比べてその動作音は騒々しく、家電の進化を音でも体感できるでしょう。
東芝未来科学館の見どころはNHKの『プロジェクトX』でも取り上げられた、1978年製の日本語ワープロ1号機「JW-10」。文節による漢字変換が可能なワープロは、プリンターと一体型の机サイズ。当時の価格は630万円でした。
東芝未来科学館の見逃せないポイント
このほか、世界初の家庭用カラービデオ「IK-12」は1974年製。別体の電源が必要になる設計です。1985年製の「T1100」は世界初のノートPC。バッテリー駆動で重さ4.1kgでした。
前身となった2つのメーカーが作った真空管ラジオも、東芝未来科学館の見逃せないポイント。芝浦製作所の「ジュノラⅢA」は1925年製。受信部とオーディオ部が別体だった「ジュノラⅠA」と「ジュノラⅡA」を一体化した製品です。
1926年に東京電気が製造した「サイモホンC」はトランクケースのような大きさですが可搬型。前フタにはループアンテナが張られています。
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ラジオライフ編集部
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