どんなデバイスも対応「広告ブロックDNS」とは
広告ブロックは通常、PCやスマホのブラウザで使える広告ブロックブラウザや拡張機能が定番の手法です。しかし、スマートテレビやスマホの専用アプリ(TVerアプリなど)では、これらが使えません。そこで有効なのが「広告ブロックDNS」です。自宅のルーターに設定すれば、接続したすべての機器で広告を遮断できます。

広告ブロックDNSをルーターに設定
「広告ブロックDNS」の原理を見ていきましょう。ネット通信は基本的にDNS(Domain Name System)サーバーを通じて行われるため、広告のIPアドレスをDNSの段階で遮断することで、広告をブロックすることが可能なのです。
自宅のルーターに設定すれば、接続したすべての機器で広告を遮断できます。ただし、広告視聴が条件になるポイントサイトや、ゲームなどにも影響が出る場合があるので、その点はあらかじめ考慮しておくべきでしょう。
広告ブロックDNSの代表的なものには「パブリックAdGuardDNS」「NextDNS」「Pi-hole」などがあります。今回は、とくに導入が容易な「パブリックAdGuard DNS」を試しました。
広告ブロックDNSの効果を検証した
使い方は、指定されたDNSサーバーのIPアドレスをルーターの設定画面に入力するだけでOK。Wi-Fi接続したすべての機器で広告をブロックできます。
実際に、ルーターにパブリックAdGuard DNSを設定し、PC・スマホ・PS5で広告ブロックの効果を検証しました。PS5については、視聴アプリが用意されているABEMAとPrime Videoのみを対象にしています。
その結果、PCブラウザはもちろん、スマホの専用アプリでも完璧に動作! PS5でも広告は表示されず、広告ブロックは有効でした。なお、今回は未検証ですが、スマートテレビやFire Stickなどでも同様の効果があるはず…?(文/pusai)

ラジオライフ編集部

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