防犯カメラ設置でプロが「無線式」選ばない理由
防犯カメラを設置するシチュエーションは各家庭で違っているもの。プロはそれぞれの状況に応じて防犯カメラを設置しています。そこで、プロがどんなところを見ながら防犯カメラの設置場所を決め、機材を選んで取り付け工事をしているのかをチェック。防犯カメラ設置でプロが無線式を選ばない理由を見ていきましょう。
防犯カメラ設置でプロが選ぶ有線式
まず、プロが防犯カメラを設置する場合、玄関と駐車場が映し込める場所を選ぶのが基本です。クルマへのイタズラや窓からの侵入盗を防ぐために、大きな開口部である駐車場周りをカバーするように防犯カメラを設置します。
駐車場の奥に玄関があれば、1台の防犯カメラで全体をカバー。駐車場と玄関が離れている場合は、両方に防犯カメラを設置して死角をなくします。これで駐車場側からの侵入を抑止するわけです。
ここで、プロが防犯カメラ設置で選ぶ機材は信頼度の高い「有線式」。防犯カメラの伝送方式は4タイプあります。有線式のほか、Wi-Fiなどの電波で飛ばす「無線式」、ネット回線を使った「ネットワーク式」、メモリーカードに録画する「SDカード式」です。
防犯カメラ設置でプロは外観を重視
無線式やネットワーク式は何か不具合が発生した場合に原因の追究箇所が多くなり、復旧までに時間を要してしまいます。一方の有線式は旧来のシステムではありますが、不具合のポイントを探しやすく、周囲の電波環境に影響を受けません。この安定感が、プロの信頼を得ているのです。
そして、プロが防犯カメラの設置工事で重視するのが、外観の美しさとメンテナンス性。防犯カメラを設置したときに、HDDレコーダーとモニターを置く部屋はたいていがリビングです。
そこで、リビングにあるエアコンダクトの穴を利用して、防犯カメラの配線と電源コードを室内に引き込みます。これなら、玄関に穴を開けなくても大丈夫。配線が伝わる外壁は、配線ケースを使って美しく仕上げるのがプロのワザです。
ラジオライフ編集部
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