カギ師が七つ道具に「電マ」を用意している理由
指先の巧みなツールさばきで、ガッチリと施錠されたカギを開けてしまうのが「錠前技師」、いわゆるカギ師です。どのようなカギをどのような工具で対応しているのか、興味は尽きません。そんなカギ師が持ち歩くアタッシェケースには、さまざまな解錠ツールが用意されています。詳しく見ていきましょう。

カギ師に必須なのがライトスコープ
「ピックとテンション」はカギ師による解錠の基本ツール。ディスクタンブラー錠やピンタンブラー錠といった古いタイプには、ピックとテンションによるピッキングで解錠します。
最近はセキュリティ意識の向上から、対ピッキング性の高いディンプル錠などがほとんど。そんな時に使用する、シリンダーを破錠する「破錠ドリル」も用意しています。
「クルマ用ピック」は独自の形状で途中でL字型になっています。「ライトスコープ」はカギ穴内部を照らす拡大鏡。カギ穴をのぞくための必須アイテムです。
「ショットドライバー」はシリンダーを逆方向に一気に回すためのもの。「異物ヌキ」はカギ穴内で折れたキーを抜くのに使用します。「電動歯ブラシ」は電動ピックに改造したもの。「ピックガン」は体勢の悪い場所で使います。
カギ師が使用する電動マッサージ機
このほか、カギ師の「引き戸錠解錠ツール」は、スライド式の簡易的な引き戸を解錠する工具。回転式のアームと先端の突起部がポイントです。「エアジャッキ」で広げた引き戸の隙間に、引き戸錠解錠ツールの突起部を入れます。
「数字合わせピック」はピックの先端をダイヤルの隙間に挿入し、その深さでダイヤルロックの正しい数字を探っていくもの。細いピックをダイヤルの隙間に入れて、スッと入った数字が正解。使いこなすには訓練が必要です。
そして「電動マッサージ機」は金庫の解錠用として使われます。金庫のダイヤル錠は、振動を与えると自然に座が回り出して切り欠きが揃う構造。電マことハンディタイプの電動マッサージ機は、THRIVEブランドの大東機工業製の振動がベストとのことです。
ラジオライフ編集部
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