MSSS対応セパレート型レーダー探知機「AR-333」
新Kバンドのレーダー波を発する移動式オービス「MSSS」対応が特長のセパレートモデルのレーダー探知機がセルスター工業の「AR-333」です。もちろんLSM-310をはじめとするレーザー式オービスもカバーし、昨今登場した新型オービスには一通り対応します。レーザー受信性能が大幅に向上したAR-333を詳しく見ていきましょう。
![MSSS対応セパレート型レーダー探知機「AR-333」](https://radiolife.com/wp-content/uploads/2023/06/AR-333.jpg)
AR-333は移動式オービスのMSSSに対応
AR-333は新Kバンドをカバーし、移動式オービスのMSSSに対応。K・XバンドのON/OFF設定も可能です。LSM-310などのレーザー式オービスにも対応していて、受信レベルに応じて強と弱の2段階で警告します。
レーザー受光部はアンテナユニットの前面。レーザー受信は、新設計のレンズを採用することで従来品よりも受信距離が約20%伸び、集光率も約3倍向上しているといいます。
AR-333は「ゾーン30」などの速度規制の表示や、現在の走行速度に応じた警告表示機能も搭載します。速度超過を警告してくれて、安全運転評価もしてくれるのです。
AR-333は地震などの災危通報も表示
AR-333の地図はゼンリンのフルマップを収録しており、年1回、有料で更新できます。同社製ドライブレコーダーと、専用ケーブルを使って相互通信が可能。レーダー探知機本体の画面でドラレコの操作や設定ができます。
さらには、AR-333は政府機関が発令する地震などの災危通報も表示。災害情報を表示と音声で知らせてくれます。同社サイトでRSSフィードを登録すると、待ち受け画面にお気に入りのニュースを表示することも可能です。
AR-333の受信方式はダブルスーパーヘテロダイン方式(レーダー部)、32chパラレル受信(GPS部)です。GPSデータは202,000件以上で、無線受信は18バンドとなります。サイズ/重さは108W×56H×22.5Dmm/約116g(本体)、64W×20H×36Dmm/85g(アンテナ)。実勢価格は42,800円です。
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ラジオライフ編集部
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