レーダー探知機のMSSS対応で誤警報は増えるか?
一部で不具合が噂されるレーザー式の新型オービスに対して、Sensys Gatso Group製のMSSSは着々とその数を増やしているのが実状です。実際、全国各地で目撃情報が続々と報告されています。そんな動きに合わせて、各レーダー探知機メーカーからMSSSの新周波数に対応したモデルが続々と登場。誤警報が気になるところです。

レーダー探知機のMSSS対応で誤警報
各メーカーが発売したレーダー探知機の2023年モデルは「MSSS新周波数対応」をアピールする製品が多数ラインアップされています。キャッチする電波が増えるとともに懸念されるのが誤警報です。
もともとレーダー探知機は人感センサー付き自販機やマツダ車のレーダーセンサーに反応することが知られています。今回、各社のレーダー探知機がMSSSの受信帯域を広げたことで、誤警報の増加が懸念されています。
高感度と誤警報のバランスはシビアな調整が必要であり、最近のレーダー探知機にはそうした細かい感度調整機能が備わっているもの。受信帯域を広げたことで懸念される誤警報対策も検証しました。
レーダー探知機のMSSS誤警報を調整
ブリッツのレーダー探知機「Touch-LASER TL313R」では、MSSSの受信感度は状況に合わせて2段階の調整が可能。新周波数対応により受信範囲が広がることで懸念される各種誤警報を調整できます。
また、オービス接近警報設定は「速度連動」にすることで、オービス接近時に制限速度を超えている場合(速度が登録されている場合)にのみアラーム警報を行うように設定可能です。
さらには、レーザー警報をオフにすることも可能。これにより安全運転支援システムなどによる誤警報をカットできるというわけです。感度調整で詳細なチューニングに対応しています。
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ラジオライフ編集部
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