ブリッツの新型レーダー探知機「TL315R」の実力
可搬式オービスといえば、東京航空計器のLSM-310やセンシス社のMSSSが知られていますが、2023年3月、新潟県警に導入されたのが日本無線の「JMA-520」です。同県警がLSM-310の導入を見送り、ネズミ捕りレーダーの老舗メーカーである日本無線の可搬式オービスを導入したことが、当時は話題になりました。

TL315Rは車載式オービスにも対応する
そんな日本無線のJMA-520と、同じく日本無線の車載式オービス「JMA-401」に対応したレーダー探知機が、ブリッツの「TL315R」です。実勢価格は34,800円となります。
レーダーを受信すると、JMA-520/410かMSSS、またはその他のレーダー波(マツダ車など)かを識別し、ドライバーに警告します。走行する速度に合わせて受信感度を調整し、誤警報を低減する機能も特徴です。
実際に走行してみると、レーダーを探知する警報とともに、JMA-520か410、もしくはその他のレーダーかを識別。オービスだった場合のみ、警報を継続します。
TL315Rはレーザー式オービスもカバー
TL315RはセンシスのMSSSにも対応。こちらもレーダーを探知した時点で警報し、種類を識別する仕様です。SM-310をはじめとするレーザー式オービスもカバー。GPSとレーザー受信の両方で探知を行います。
イラスト表示モードは、全画面表示で分かりやすくオービスを警告します。78,000件以上の取り締まりデータを収録。ループコイル式やLHといった従来の固定式オービスも、網羅しています。
TL315Rの受信方式はダブルスーパーヘテロダイン(レーダー部)、パラレル33ch(GPS部)です。対応衛星はGPS、グロナス、ガレリア、みちびき、ひまわり、GAGANで、無線受信は18バンドとなります。サイズ/重さは99W×55.5H×22.8Dmm/113gです。

ラジオライフ編集部

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