スマホ詐欺の不審電話で使われる会話のパターン
近年、携帯電話会社を装って個人情報を聞き出そうとする詐欺電話が増えています。2024年10月には、ソフトバンクが同社やソフトバンクショップを装い、個人情報を聞き出そうとする不審な電話が増加しているとして、「個人情報を聞かれた場合でも決して伝えないように」との注意喚起を行いました。

不審電話はユーザーの不安をあおる
ソフトバンクによると、これらの不審電話ではユーザーの不安をあおることで氏名・生年月日・住所などの個人情報を聞き出そうとしていたようです。
具体的には「個人情報が漏えいしている可能性がある」「契約中の電話番号から大量の迷惑メールが送信されている」など。まもなく電話が使用できなる、、警察にこの後電話をつなぎますなどと畳みかけます。
また、不審電話の多くは、「+」から始まる国際電話番号で掛かってきますが、ソフトバンクは国際電話を使って契約者に直接連絡をすることはないとし、注意を呼びかけています。
不審電話で不正に利用されている疑い
こうした不審電話のパターンとしては被害届の提出を促す電話があり、「契約している電話が不正に利用されている疑いがあるため、被害届を出す必要がある」などと話してきます。
このほか、利用料金を理由にした電話では「電話料金の支払いがないため、法的な手続きや裁判、重大な手続きをする」、携帯電話の異常を理由にした電話では「携帯電話に異常があるため、まもなく電話が使用できなくなる」といった具合です。
アプリの利用料金を理由にした電話では「アプリの支払いがないため、口座から引き落としをする」「ATMからの振込みが必要」「口座が凍結される」といったパターンで話してきます。
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ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
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