長崎 壱岐警察署

壱岐島全域を管轄する離島の警察署です。1889年の設立以来、島独自の地域社会に根ざした警察活動を展開しています。本土から約70kmの距離にある離島という特殊な環境下で、令和5年度の交通違反取締件数は年間約2,400件で、観光レンタカーの速度超過と農作業車両の無灯火運転が主な違反となっています。

島内の幹線道路における取り締まりを重点的に行い、特に観光シーズンには臨時の検問所を設置しています。また、高齢者の運転が多い地域特性から、年間約50回の高齢者向け交通安全教室を開催し、令和5年度は島民の約15%にあたる1,000人が参加しました。台風接近時の避難経路確保にも力を入れています。