変形ロボになった「きかんしゃトーマス」大解剖
今や世界のオモチャの75%を製造しているといわれる中国。中国国内にはコピー製品、いわゆる「パチ物」もあふれており無法状態です。しかし、その技術やアイデアは目を見張るものがあります。そこで、人気のトーマスが変形ロボになったパチ物オモチャ「トーマスフォーマー」を詳しく見ていきましょう。
![変形ロボになった「きかんしゃトーマス」大解剖](https://radiolife.com/wp-content/uploads/2018/02/thomas-former.jpg)
トーマスがトランスフォームする
2010年代、中国国内で映画版『トランスフォーマー』が大ブームとなりました。それに便乗し、先行して人気の『きかんしゃトーマス』と融合。ラジコン操作で変形するトーマスが登場したのです。
この自動変形タイプの「トーマスフォーマー」は最新型といわれています。本体底面のスイッチをオンにすると、けたたましい音とともにトランスフォームする仕様。電源がオンの間、トーマスとトランスフォーマーの変形を繰り返します。
変形したトーマスの上には顔が出現。映画『トランスフォーマー』のキャラクター・バンブルビーをモチーフにしているようです。変形したトーマスの顔は赤・青・緑色に光り、けたたましい音を鳴らします。
トーマスフォーマー変形で2丁拳銃
このほか、トーマスフォーマーはロボット変形時には2丁拳銃が出現。「ババババッ!」という発砲音が鳴り響きます。しかも、モーターと連動したタイヤで、縦横無尽に動き回るのです。1度変形させると、電源スイッチを入れて自動で変形させないと乗り物に戻らないのが難点です。
トーマスフォーマーのサイズは通常時が90W×87H×200Dmm、変形時が145W×207H×148Dmmで、重さは345g。電源は単3形乾電池×3本となっています。
トーマスフォーマーはラジコンタイプやゼンマイタイプなど、バリエーションが豊富。それぞれ別のメーカーが製作したものです。現在は自動変形ロボタイプの技術を活かし、変形アメコミヒーローなども確認されています。
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ラジオライフ編集部
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