携帯型浄水器で透明になった水を飲んでみた結果
大規模な災害が発生したら、断水が続く可能性もあります。そんな時に備えて、飲料水を自力で確保する手段は持っていたいものです。仮に近くに小川やプールがあっても当然、そのまま飲むのはご法度。透明に見えても、細かな汚れやバクテリアなどがうじゃうじゃしている恐れが…。このため防災グッズでは携帯型の浄水器も定番です。
![携帯型浄水器で透明になった水を飲んでみた結果](https://radiolife.com/wp-content/uploads/2022/08/portable-water-cleaner.jpg)
携帯型浄水器は米軍と共同開発した
災害などで断水が発生して、小川やプールの水を飲まなければならなくなった時、防災グッズとして用意しておきたいのが携帯型の浄水器。各種ありますが、今回試したのはこの「ガーディアン」です。
この携帯型浄水器は0.02μ(ミクロン)の微細なフィルターが汚水をろ過し、目に見えないバクテリアやウイルスを強力に除去してくれるといいます。
ジャングルなどの僻地で活動する兵士のために米軍と共同開発したという誕生経緯もあり、厳しい安全基準の「NSF protocolP248」をクリア。決して安くはありませんが、その分の性能と安心感は保証してくれるでしょう。
携帯型浄水器で透明になった水を飲む
実際の携帯型浄水器の使い方は、まず本体の底部を開けて、清潔なボトルをセット。一般的なボトル口60mmに対応しています。ボトルが無い場合は、バケツなどを下に置けばOKです。
フィルターが付いたホースを水源に落とし、レバーを上下にポンピング。約30回ほどで1Lの浄水が可能です。0.02μのフィルターを通すと、汚れだけでなくウイルスなども除去できます。
携帯型浄水器ですっかり透明になった水を飲んでみると、若干の川臭さはあったものの、以後お腹を下すこともありませんでした。心配なら、さらに煮沸消毒すればより安心でしょう。
携帯型浄水器のフィルター材質は中空糸膜(0.02μ)で、浄水量は2.5L/分です。1L浄水するためのポンピング回数は30~35回で、フィルター寿命は10,000L以上となります。サイズ/重さはΦ13×23Hcm/490g。実勢価格は61,600円です。
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ラジオライフ編集部
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