水に浮くリュックは完全防水で給水タンクになる
初夏から晩秋にかけては、水難事故のニュースをほぼ毎日目にするようになります。とはいえ、数ある防災アイテムの中でも救命胴衣や浮き輪の調達は、スペースなどの問題から優先順位が低くなってしまうのが実状です。この問題の救世主として期待できるのが、ふだん使いできる水に浮くリュック「Beat Board」です。
![水に浮くリュックは完全防水で給水タンクになる](https://radiolife.com/wp-content/uploads/2023/08/beat-board-480x320.jpg)
水に浮くリュック内部にはビート版
三和商事の「Beat Board」は、街中でよく見かけるスクエア型リュックですが、内部にビート板が仕込まれており使用者の体重が90㎏までなら水に浮かんだ状態をキープできるとのこと。仲間が川に流された時は、浮き輪代わりに使えるでしょう。
水に浮くリュックの容量は23Lで、IPX5の防水性能なので防水リュックとして使えます。水に浮くリュックは通勤や通学で日常的に活用できるのが、高ポイントです。
水に浮くリュックは水を通さない素材と、内部のビート板の働きで高い浮力が生まれる構造。呼吸を維持するため、体の前にリュックを回してラッコのような体勢になるのが正解のようです。
水に浮くリュックは給水タンクになる
水に浮くリュック内部のビート板は、2cmほどの厚さ。普段使い時は緩衝材になるので、ノートPCなどの機器を衝撃と雨からダブルで守れるというわけです。
水に浮くリュクは完全防水素材ゆえ、リュックの内部に水を入れれば非常時の給水タンクにも早変わり。底面のバルブで水を出せる仕組みになっています。
水に浮くリュックの材質はターポリン、ポリウレタンで、浮力性能は8.7㎏です。防水性能はIPX5で、収納容量は23Lとなります。サイズ/重さは320W×410H×200Dmm/1.5㎏。実勢価格は21,780円です。
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ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
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