クレーマーと呼ばれない「クレームの作法」とは
いくら相手に非があるからといって感情の赴くまま過剰な要求を行ってしまっては、ただのクレーマーです。時と場合によっては逮捕されることもあります。正しいクレームで相手から最大限の償いを引き出すことが大切です。クレーマーにならないための正しいクレームの作法を見ていきましょう。
![クレーマーと呼ばれない「クレームの作法」とは](https://radiolife.com/wp-content/uploads/2023/11/claim-ok-480x320.jpg)
正しいクレームの手順は目的を明確化
クレームは、相手に不手際があるのでどうしても怒り心頭になりがちです。しかし、大原則として感情的に行動するのは厳禁。話が通じないクレーマーとして、受け流し対応用の担当に回される可能性が大です。
正しいクレームのポイントは、製品やサービスへの愛を訴えること。不具合が残念で仕方がないことをアピールします。再発防止の策を提案するのも有効です。ていねいな言葉遣いを心がけるのは大前提といえるでしょう。
正しいクレームの手順は、まず目的を明確にしたうえで台本を作って手元に用意。クレームの目的が謝罪要求なのか交換なのか、それとも返金なのかをあらかじめ決めておくのです。
クレーム対応のあとは手打ちメール
クレーム対応のときは、可能であれば会話はこちらも録音し、相手にその旨を伝えます。そして、困っていて助けを求めているスタンスで、目的と氏名、連絡先を簡潔に伝えるのです。
それとなく裁量権限がある相手か確かめるのもポイント。権限がない場合は責任者への交代を促します。実際のクレームでは、事実関係を明確にし、論理的に話しましょう。担当者の権限内で可能な落としどころを探すことが大切です。
相手の対応にどうしても納得がいかない場合は、その業界の監督官庁などに相談する旨を伝えるとよいでしょう。クレーム対応が行われたら手打ちメールを送って、お互い禍根を残さないようにするのも忘れてはいけません。
The following two tabs change content below.
![](https://radiolife.com/wp-content/uploads/2021/06/logo120-80x80.png)
ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。
■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl
![](https://radiolife.com/wp-content/uploads/2021/06/logo120-80x80.png)
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 値下げしたNHK受信料より沖縄はもっと安かった - 2024年7月27日
- U-NEXTでオトナ系動画の見放題「H-NEXT」とは - 2024年7月26日
- 警察のNシステムに撮影されずに移動する裏ワザ - 2024年7月26日
- カスハラで逮捕される可能性のあるNGワードとは - 2024年7月26日
- Netflix「広告つきスタンダード」のデメリット - 2024年7月25日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
関連する記事は見当たりません。