「加齢臭」と「ミドル脂臭」の違いは?対策は?
いわゆる「体臭」には、頭皮や足臭、ワキ臭といった体の部位ごとのものがよく知られています。ただし、このほかミドル脂臭や加齢臭など、年齢によって発生するニオイもあるので、歳を重ねれば重ねるほど、日ごろのケアが大事になってきます。加齢臭とミドル脂臭の違いとその対策についてみていきましょう。
加齢臭対策にイソフラボン抗酸化作用
50代から気になり出すのが、いわゆる「加齢臭」。皮脂腺内のパルミトオレイン酸と過酸化脂質が増加し、この2つが結び付くことで独特のニオイを放つノネナールという物質が生成されます。
加齢臭の発生場所は「頭部・耳周り・胸・お腹」です。大豆製品に含まれるイソフラボンには抗酸化作用があり、体臭を抑える効果が期待できます。
また、年齢とともに腸の機能が低下すると、老廃物としてニオイ成分が多く生成され、これも加齢臭の一因となっています。腸内環境を整えることも加齢臭対策になるのです。
ミドル脂臭対策は皮脂やアカ洗い流す
「ミドル脂臭」は40代頃から発生しやすく、後頭部から首にかけて使い古した油のようなニオイがするのが特徴。これは「ジアセチル」という成分になります。
加齢によって汗腺の働きが低下し汗の中に乳酸が分泌されやすくなると、これが常在菌によって分解されてジアセチルが発生。独特の不快なニオイとなるわけです。
ミドル脂臭の発生場所は「後頭部・頭頂部・うなじ」。日々の入浴でニオイの元となる皮脂やアカを洗い流すことが、ミドル脂臭の何よりの対策です。
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ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
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