Geminiはネット上からリアルタイムで情報を収集
対話型AIが注目されるようになったのは、高性能な大規模言語モデルを基盤とする「ChatGPT」のサービス登場からです。その後、これに追随するようにさまざまな対話型AIが提供されるようになり、こうしたAIサービスが知られるきっかけとなりました。そこで、Googleの対話型AI「Gemini」について、詳しく見ていきましょう。

GeminiはGoogleサービスと連携する
対話型AIは、いずれもチャット感覚でさまざまな作業をお願いできるのは同じです。とはいえ、ベースとする言語モデルや連携できるサービスなどが異なるため、アウトプットには差があります。
「Gemini」はGoogleが提供する対話型AIで、ネット上からリアルタイムで情報を収集できる点がChatGPTと異なる点。Googleの各種サービスと連携できるのが特徴です。
YouTubeやGoogleマップといったGoogleサービスと連携して、回答をそのままGmailに貼り付けたり、マップを引用したり、他サービスよりも高度な処理が可能です。
Geminiは英語で指示すると画像を生成
Geminiは「拡張機能」で連携するサービスを登録しておくことで、GoogleマップやYouTube、Googleフライトなどを活用した回答を得られる仕組みです。
Geminiは英語で指示することで、画像生成機能を使えるようになります。残念ながら、日本語での指示には非対応です。英語でも対応してくれないケースもあります。
Geminiの開発元はGoogle。言語モデルはGemini Ultra/Pro/Flash/Nanoです。対応形式はテキスト、画像、音声となります。有料版の価格は2,900円/月。サービス開始は2023年12月です。
The following two tabs change content below.

ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。
■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 警察官の職務質問スイッチを入れるNGワードとは - 2025年7月13日
- ガソリン代が節約できる「ETC2.0」の裏ワザとは - 2025年7月13日
- ネズミ捕りや検問がリアルタイムでわかるアプリ - 2025年7月12日
- 覆面パトカーの追尾式スピード取り締まりの手口 - 2025年7月12日
- 高速では白切符「後部座席シートベルト」着用率 - 2025年7月12日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
関連する記事は見当たりません。