合法的にNHK受信料を払わないで済ます方法とは
NHKの受信料は、衛星契約となると月に2000円弱かかります。Netflixのスタンダードプランが月1590円であることを考えると、たまにしかNHKを見ない人にとっては高い料金設定です。できることならNHK受信料を払いたくないという人も少なくありません。NHK受信料を払わないで問題にならないケースはあるのでしょうか。
NHK受信料を払わないといけない理由
テレビ放送を見る人がNHKに受信料を払わなくてはいけない理由は、放送法にある「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」という条文にあります。
放送法にはその後「ラジオとデータ放送(多重放送)だけ受信可能な設備は含まない」といった内容の例外規定が続きます。このため、NHKと受信契約を結ぶ対象は、BSを含むテレビ放送が視聴可能な人ということになります。
NHKの受信契約には、当然ながらNHK受信料の規定があり、現在は地上契約が月額1100円、衛星契約が月額1950円です。なお、沖縄県のみ地上契約は月額965円、衛星契約が月額1815円と安く設定されています。
NHK受信料を払わないで問題ないケース
放送法がテレビ放送を受信できる人をNHK受信契約の対象としているため、「NHKを見ない」という理由でNHK受信料を払わないと違法になります。また、テレビを持っていなくても、ワンセグ受信機能があるスマホやカーナビがあると、NHKが視聴できるため受信料を払わなくてはなりません。
ただし、テレビを所有していても「アンテナがない」「チューナーがない」といった、物理的にNHKが視聴できない状態なら、NHK受信料を払わないで済ますことは可能です。
例えば「アンテナを設置せずNetflixだけ見る」「アンテナなしで地上波はTVerで見る」「古いアナログ放送用テレビでDVDだけ見る」といったケース。これならNHK受信料を払わないといっても問題ありません。
ラジオライフ編集部
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