江戸川の水を「ガーディアングラビティ」で飲む
大地震などでライフラインが絶たれた場合、最優先となるのが飲料水の確保です。備蓄がなければ、給水車が来るまで耐えなければなりません。とはいえ、雨水や川の水をそのまま飲むのはご法度。感染症に感染するおそれがあり、実際、川遊び程度で感染した事例が報告されています。そこで活用したいのが「ガーディアングラビティ」です。

ガーディアングラビティのタンク容量
飲料水の確保で活用したいのが、水中のバクテリアやウイルスまで除去できるプロスペックの浄水器。MSRの「ガーディアン」シリーズは、米軍と共同開発した超微細な0.02μのフィルターを装備しており、ガチのアウトドアファンからも支持されています。
この「ガーディアングラビティ」は、シリーズ中で最もタンク容量が大きく10Lに対応。重力式なのでポンピングや電気不要で、浄水された水が得られる仕組みです。
そこで今回、江戸川の水でガーディアングラビティを試してみました。フィルターとバック、そしてホース類でワンセット。これらは幅330mmのポーチに収めて携帯できる設計になっています。
ガーディアングラビティで無味無臭に
首都圏1,000万人が飲んでいる江戸川の水ですが、藻が浮いていてそのままではどう考えてもNGな様子。タンクを高い場所に設置すると、水の重みで浄水がスタート。ホースにはストッパー役のクリップが付いているので、水の流量を調整できます。
そこでガーディアングラビティを通してみると、水は限りなくクリアに。ニオイも完全に除去され、フツーに飲めるようになりました。マジで無味無臭になったのです。
フィルター素材は中空糸膜(0.02μ)で、有効性は原生動物、バクテリア、ウイルス、微粒子などです。流量は0.5L/分で、タンク容量は10Lとなります。フィルターのサイズ/重さはΦ40?65×240Hmm/160g。実勢価格は46,200円です。

ラジオライフ編集部

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