コムテックの夜向けドラレコ「HDR965GW」の実力
夜の交通トラブルは目撃者が少なく、ドラレコが唯一の証拠となることも多くあります。昼間なら1万円台の機種でもそこそこ撮れますが、夜はドラレコの真の実力が問われるところ。価格はちょい高めになりますが、夜に強いドラレコを選びたいところでしょう。コムテックの夜向けドラレコ「HDR965GW」を詳しく見ていきます。

HDR965GWはSTARVISと同等の撮像素子
STARVISを搭載するコムテックのZDRシリーズに比べると、非搭載のHDRシリーズは夜に弱いのでは?と思いきや、「HDR965GW」はSTARVISと同等の撮像素子を使用した、夜間を意識したモデルに仕上がっています。
フロントカメラは1/2.7型、リアカメラは1/2.8型と比較的大型の撮像素子を使用するとともに、リアカメラにはブライトナイトビジョンを搭載し、スペックを抑えがちな後方の撮影も抜かりなく行えます。
夜間のドラレコ映像を確認してみると、他機に比べるとこってりとした画質ですが、コントラストが高く精細感があって確認しやすい印象。リアカメラの映像も同様にこってりめです。
HDR965GWは前後ともレンズ画角が広い
HDR965GWは前後ともレンズの画角が広く、ベタ付した大型トラックも余裕で収まっています。また、日中のドラレコ映像を確認すると、夜ほどこってり感は気にならず、精細感もあって確認しやすい画質。HDRの動作については、STARVIS搭載機と比べても遜色ないものでした。
HDR965GWの保存形式はAVIで、記録メディアはmicroSDカード32GBです。フロントカメラの解像度は1980×1080ドット/27.5fpsで、画角は対角168度。サイズ/重さは90W×50H×26.8Dmm/119gです。
リアカメラの解像度は1280×720ドット/28fpsで、画角は対角158度。サイズ/重さは61W×25.5H×23.6Dmm/38gとなります。実勢価格は25,600円です。(文/星智徳)

ラジオライフ編集部

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